「地理情報学」: 地球上に分布する情報の取得、加工、可視化

これは、2000年度前期、東京都立大学 理学部 地理学科で担当した 「地理情報学」および分担した「地図学」のために作った教材です。 内容は、都立大学に固有のことを省略したのと、 たまたま気がついたことがらを少し修正した以外は、2000年度のままです。

プログラム例(Fortran, awk, シェルスクリプトなど)について 述べているところもありますが、 プログラム自体を入れたのはごく一部だけで、ほかは省略しています。

• 「地理情報学」授業要目
• 参考文献リスト
• 序論
• 世界をサンプリングする (参考: NCGIA「GIS入門」 ユニット6)
• 地球上の位置の座標: 緯度、経度、高さ
• 2次元地理データの論理的構造: ラスター型とベクター型
  • 「気候学とGIS」 2001
• 地図投影
  • 地図投影の補足(地図学の試験問題に関連して)
• 次元量と無次元化
• 紙地図からのデータの読みとり
  • 実習教材
  • 「さまざまな熱収支気候図の投影変換」1991
• リモートセンシング
  • 画像センサーの例: NOAA AVHRR
    • 2次加工データ: 植生指標(NDVI)のグローバルデータセット
  • 2次加工データの例: Nimbus 7 ERB MATRIXデータ
• 位置情報の取得の手段: GPS
• 日本の地理データ
  • 国土数値情報メッシュコードと地図の図幅名
  • 「50 m DEM」を主とした地理データの表示 (例、相模川下流域)
  • (例2、天竜川下流域) [教材ページの外へ]
• グローバルな地球環境データ
  • 地球環境データの具体例
    • 基礎地図, 地形(標高) (地球フロンティアでの勉強会メモ)
    • 気候(累年平均値)
    • 植生・土地被覆
    • その他
  • 「地球環境研究(気候研究)のためのデータ整備に向けて」 1990
  • 「地球環境データと地理情報科学」 1995
  • 「大気データの4次元同化による気候系の解明」 1989
  • 植生を制約する気候要因の探索
    • 「世界の植生分布を規定する気候要因に関する覚え書き」(英語) 2000
• 空間内挿
  • ディジタイズの実習の結果から格子点データへの変換の試み
• 空間情報の簡略化
• Voronoi多角形分割とDelaunay三角形網
• 情報処理にかかわる実際の問題
  • データ解析にはいる前の仕事 --気象データの場合を例に..メモ 1998
• 地図という方法(試論)

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