- 山川 修治、江口 卓、高橋 日出男、常盤 勝美、平井 史生、松本 淳、山口 隆子、山下 脩二、渡来 靖 編, 2022: (図説) 世界の気候事典。朝倉書店, 430 pp. ISBN 978-4-254-16132-8.
2022年7月に出た B5判 横書きのペーパーバック。ほぼ全ページが多色刷りになっている。
2017年に出た『気候変動の事典』[読書メモ] と、出版社も編者のうち3人も同じである。ただし『気候変動の事典』は A5判のハードカバーで、口絵ページ以外は白黒印刷だったので、本の見かけはだいぶちがう。本書まえがきによれば、『気候変動の事典』が時間軸に主眼をおいたのに対して、本書は空間軸に主眼をおいたものである。
本書は4編と付録からなっている。わりあい短い第4編は、気候の変化 (第四紀、歴史時代、人間活動起源の気候変化や大気環境問題をふくむ) をあつかっている。『気候変動の事典』であつかったのと同様な話題を短めにまとめ、新しい知識で更新したものといえる。
ページ数の多いのは第2編で、世界の陸地を「大州」別にわけ、海洋については別に章をたてている。大州別にそれぞれ、総観気候、地域的な気候特性、局地風、雪氷環境、植生分布、近年の異常気象と歴史的天候異変、という項目をたてている。それにくわえて、地域ごとの特徴のある気象現象や気候の生物圏への影響のトピックをとりあげている。
第1編は気候の総論で、月平均値でみた気候像、自然界に原因のある気候変動 (大気の内在的変動と思われるもの、火山噴火の影響、太陽活動の影響)、気候区分をとりあげている。第3編は気候と人間社会とのかかわりで、農林業、水産業、再生可能エネルギーへの応用と、衣食住や文化に関連するトピックをあつかっている。
執筆者の専門は、気候学、気象学、雪氷学、海洋学、農業気象学、第四紀学など多方面にわたるが、地理学のうちで気候学を専門としてきた人が相対的には多い。
付録 1 の「クリマダイアグラム」は、Walter と Lieth による Klimadiagramm という表現方法で、気温と降水量のそれぞれの月値のグラフを、両変量の目盛りを一定の約束にしたがってとってかさね、どちらが上にくるかによって各月の乾湿をとらえられるようにしたものである。この「一定の約束」は便宜的なものだが、気温を可能蒸発量の代理変数とみればよいだろう。
折りかえしのあとにくわしい目次をつける。「/」のあとに記事の執筆者名・章の担当者名をつけた。
== 目次 ==
まえがき /山川 修治
編集者、編集協力、執筆者
目次
第1編 地球をとりまく気候
– 1-1 各月の平均場からみたグローバル気候特性 /山川 修治
– – 1-1-1 大気大循環とその季節変動 /山川 修治
– – 1-1-2 世界における各月の地上総観気候 /山川 修治、松本 淳
– – 1-1-3 世界における各月の平均気温と年較差 /高橋 日出男
– – 1-1-4 世界における各月の降水量とその季節変化 /澤田 康徳
– – 1-1-5 世界における 1・7月の 850・500・200 hPa面高度・気温・風系 /山川 修治
– – 1-1-6 世界における月平均外向き長波放射量と流線の季節推移 /山川 修治
– – 1-1-7 世界における 1・7月の水蒸気量 /沖 理子
– – 1-1-8 世界における海面水温と海面塩分 /花輪 公雄
– – 1-1-9 世界における年間の水循環特性 /沖 大幹
– 1-2 地球大気内の自然変動・テレコネクション /渡来 靖
– – 1-2-1 ジェット気流とブロッキング現象 /渡来 靖
– – 1-2-2 テレコネクションとグローバル気候 /川村 隆一
– – [Topic 1] 北極振動と南極振動 /山崎 孝治
– – 1-2-3 成層圏準2年周期振動 (QBO) とグローバル気候 /山下 陽介、井上 誠
– – 1-2-4 成層圏突然昇温の発生機構と気候への影響 /山崎 孝治
– 1-3 火山大噴火の気候への諸影響 /山川 修治
– – 1-3-1 火山大規模噴火とその周辺環境への影響 /鈴木 毅彦
– – 1-3-2 火山巨大噴火のグローバル気候への影響 /柴田 清孝
– – [Column 1] トバ火山とヴュルム氷期 /山下 脩二
– 1-4 太陽活動の地球気候への影響 /山川 修治
– – 1-4-1 太陽活動のグローバル気候への影響 /柴田 清孝
– – [Column 2] オーロラ帯とは何か; その形はどのようにして決まるのか? /坂野井 和代
– 1-5 世界の気候区分 /高橋 日出男
– – 1-5-1 世界の静気候学的気候区分 /高橋 日出男、澤田 康徳
– – 1-5-2 世界の動気候学的気候区分 /高橋 日出男
– – [Topic 2] 前線帯・気団に主眼を置く世界の予察的気候区分 /高橋 信人、山川 修治、高橋 日出男
– – 1-5-3 世界の気候帯と土壌帯 /漆原 (吉野) 和子
第2編 各地域の様々な気象と気候
– 2-1 東アジア (ロシア東部を含む) の気候 /高橋 日出男
– – 2-1-1 東アジアにおける各季節の総観気候 /加藤 内蔵進
– – [Topic 3] 東アジアにおける前線帯の季節特性 /高橋 信人
– – [Topic 4] 東アジアで急発達する低気圧 /川村 隆一
– – [Topic 5] チベット高原とその周辺域の降水システム /杉本 志織
– – [Topic 6] チベット高気圧の成因と諸影響 /井上 誠
– – 2-1-2 東アジアの気候特性の地域性とそれに関わる広域的因子 /加藤 内蔵進
– – [Column 3] 屋久島はなぜ世界屈指の多降水なのか? /江口 卓
– – [Column 4] オホーツク海 流氷の挙動 /中山 裕則
– – 2-1-3 東アジアにおける局地風 /菅野 洋光
– – 2-1-4 日本における局地風 /真木 太一
– – [Column 5] 局地風の分類 /真木 太一
– – [Column 6] アジア乾燥域のダストストーム /中山 裕則
– – [Column 7] 黄砂をさぐる /甲斐 憲治
– – 2-1-5 東アジアにおける雪氷環境 /飯島 慈裕
– – 2-1-6 東アジアにおける植生分布 /飯島 慈裕
– – 2-1-7 東アジアにおける近年の異常気象・歴史的天候異変 /高橋 日出男
– – [Topic 1] オホーツク海高気圧の成因と冷害 /菅野 洋光
– – [Topic 2] モンゴルにおけるゾドの実態 /森永 由紀
– 2-2 南アジア・東南アジアの気候 /江口 卓
– – 2-2-1 南アジア・東南アジアにおける各季節の総観気候 /松本 淳、オラゲラ リンドン マーク
– – [Column 8] 南アジア・東南アジアにおける雨季と乾季の比較 /松本 淳、オラゲラ リンドン マーク
– – 2-2-2 南アジア・東南アジアにおける地域的な気候特性・局地風 /赤坂 郁美
– – [Column 9] ブータンの乾燥谷 /江口 卓
– – 2-2-3 南アジア・東南アジアにおける雪氷環境 /小森 次郎
– – 2-2-4 南アジア・東南アジアにおける気候環境と植生分布 /若松 伸彦
– – 2-2-5 東南アジア・南アジアの異常気象 /井手迫 義和
– – [Column 10] ミャンマーに襲来したサイクロン Nargis /筆保 弘徳
– – [Column 11] タイ・チャオプラヤ川の大洪水 /木口 雅司
– – [Column 12] フィリピン・レイテ島に襲来した台風 Haiyan
– 2-3 西アジア・中央アジア (ロシア西部を含む) の気候 /江口 卓
– – 2-3-1 西アジア・中央アジアにおける各季節の総観気候 /森島 済
– – 2-3-2 西アジア・中央アジアにおける地域的な気候特性 /森島 済
– – 2-3-3 西アジア・中央アジアにおける局地風 /森島 済
– – 2-3-4 西アジア・中央アジアにおける雪氷環境 /藁谷 哲也
– – 2-3-5 西アジア・中央アジアにおける植生分布 /磯谷 達宏
– – 2-3-6 西アジア・中央アジアの異常気象 /井手迫 義和
– – [Column 13] アラル海の縮小 /中山 裕則
– 2-4 アフリカの気候 /平井 史生
– – 2-4-1 アフリカにおける各季節の総観気候 /篠田 雅人
– – [Topic 9] サヘルの旱魃
– – 2-4-2 アフリカにおける地域的な気候特性 /篠田 雅人
– – [Column 14] アフリカ東部の気候とモンスーン /篠田 雅人
– – [Column 15] 消滅危機にあるケニア山の小規模氷河 /奈良間 千之
– – 2-4-3 アフリカにおける局地風 /水野 一晴
– – 2-4-4 アフリカにおける植生分布 /水野 一晴
– – 2-4-5 アフリカにおける歴史的天候異変・近年の異常気象 /水野 一晴
– – [Column 16] アフリカ偏東風波動とハリケーン /山川 修治
– 2-5 ヨーロッパの気候 /江口 卓
– – 2-5-1 ヨーロッパにおける各季節の総観気候 /森島 済
– – 2-5-2 ヨーロッパにおける地域的な気候特性 /森島 済
– – [Topic 10] 北欧の気候景観 /梅本 亨
– – 2-5-3 ヨーロッパの局地風 /梅本 亨
– – [Topic 11] フェーンの発生機構と地域的影響 /梅本 亨
– – [Topic 12] ボラの発生機構と気候景観 /中村 圭三
– – 2-5-4 ヨーロッパにおける雪氷環境 /大村 纂
– – 2-5-5 ヨーロッパにおける植生分布 /磯谷 達宏
– – 2-5-6 ヨーロッパにおける近年の異常気象・歴史的天候異変 /常盤 勝美
– – [Column 17] 2003年 ヨーロッパの異常高温現象
– 2-6 北・中央アメリカの気候 /渡来 靖
– – 2-6-1 北・中央アメリカにおける各季節の総観気候 /境田 清隆
– – [Column 18] 北アメリカとその周辺で急発達する低気圧 /川村 隆一
– – 2-6-2 北・中央アメリカにおける気候特性と局地風 /山川 修治
– – [Topic 13] アメリカにおけるトルネード /野村 卓史
– – 2-6-3 北アメリカにおける雪氷環境 /飯島 慈裕
– – 2-6-4 北・中央アメリカにおける植生分布 /岡 秀一
– – 2-6-5 北・中央アメリカにおける近年の異常気象と歴史的天候異変 /渡来 靖
– – [Column 19] 異常気象をもたらすアラスカ付近のブロッキング高気圧 /渡来 靖
– – [Column 20] ハリケーン Katrina (2005年) /鈴木 パーカー 明日香
– 2-7 南アメリカの気候 /山下 脩二
– – 2-7-1 南アメリカにおける雨季と乾季の総観気候 /松山 洋
– – 2-7-2 南アメリカにおける地域的な気候特性と局地風 /松山 洋
– – 2-7-3 南アメリカにおける雪氷環境 /松山 洋
– – 2-7-4 南アメリカにおける植生分布 /岡 秀一
– – 2-7-5 南アメリカいおける近年の異常気象・歴史的天候異変 /松山 洋
– – [Column 21] 海岸砂漠の典型 「アタカマ砂漠」 /岡 秀一
– 2-8 オセアニアの気候 /山川 修治
– – 2-8-1 オセアニアにおける各季節の地上総観気候 /山川 修治、松本 淳
– – 2-8-2 オセアニアにおける地域的な気候特性 /佐藤 典人
– – [Topic 14] ニュージーランドはなぜ世界屈指の多降水域なのか? /佐藤 典人
– – 2-8-3 オセアニアにおける局地風 /佐藤 典人
– – 2-8-4 オーストラリアとニュージーランドにおける雪氷環境 /佐藤 典人
– – 2-8-5 オセアニアの植生 /若松 伸彦
– – 2-8-6 オセアニアにおける近年の異常気象・歴史的天候異変 /山川 修治
– – [Column 22] オーストラリアの林野火災 /長谷部 寛
– – 2-6-7 サンゴ生息域の環境と白化現象 /飯泉 佳子
– – 2-6-8 ハワイの気候特性 /山下 陽介
– – [Column 23] コナストーム /宮本 佳明
– – [Column 24] ハワイの大波はどこから? /山本 浩之
– 2-9 極圏の気候 /渡来 靖
– – 2-9-1 北極圏と南極圏の気候学的な類似点・相違点 /榎本 浩之
– – 2-9-2 極圏における植生分布 /飯島 慈裕
– – 2-9-3 北極圏における総観気候・局地風・地域的な気候特性 /榎本 浩之
– – 2-9-4 北極圏における雪氷環境 /榎本 浩之
– – 2-9-5 北極圏における近年 (2001 ～ 2021) の異常気象・歴史的天候異変 /榎本 浩之
– – [Topic 15] 北極海 海氷減少年に引き起こされる天候異変 /榎本 浩之
– – 2-9-6 南極圏における総観気候・局地風・地域的な気候特性 /平沢 尚彦
– – 2-9-7 南極圏における雪氷環境 /平沢 尚彦
– – 2-9-8 南極圏における近年 (2001 ～ 2021) の異常気象・歴史的天候異変 /平沢 尚彦
– – [Column 25] ブリザードと大気の川 /平沢 尚彦
– 2-10 海洋の気候 /平井 史生
– – 2-10-1 海洋の大循環と海流 /花輪 公雄
– – [Column 26] 深層循環 (熱塩循環) /花輪 公雄
– – [Column 27] 海洋上の温帯低気圧 /平田 英隆
– – 2-10-2 太平洋における海流・湧昇流と気候 /美山 透
– – [Topic 16] エルニーニョ・南方振動 (ENSO) とその影響 /西森 基貴
– – [Column 28] 太平洋 10年規模振動と気候システム /山川 修治
– – [Topic 17] 太平洋北西部のトロピカルサイクロン /筆保 弘徳
– – [Topic 18] 太平洋南西部のトロピカルサイクロン /川村 隆一
– – [Topic 19] 太平洋東部のトロピカルサイクロン (出現頻度と要因) /宮本 佳明
– – 2-10-3 大西洋における気候特性 /花輪 公雄
– – [Topic 20] 北大西洋振動 /山崎 孝治
– – [Topic 21] 北大西洋のハリケーン /鈴木 パーカー 明日香
– – [Column 29] カナリア諸島付近の貿易風逆転 /江口 卓
– – 2-10-4 インド洋における気候特性 /川村 隆一
– – [Topic 22] インド洋の大気海洋相互作用 /川村 隆一
– – [Topic 23] インド洋のトロピカルサイクロン /川村 隆一
第3編 産業・文化・エネルギーと気候
– 3-1 地球～地域規模の気候環境でみた農林業 /常盤 勝美
– – 3-1-1 コムギとコメの生産量分布 /西森 基貴
– – 3-1-2 ダイズとトウモロコシの生産量分布 /西森 基貴
– – 3-1-3 気候変動適応策としての農業保険 /本郷 千春、田村 栄作
– – 3-1-4 果樹の生産分布 /杉浦 俊彦
– – 3-1-5 森林生態系・森林資源の世界分布 /磯谷 達宏
– 3-2 水産業の世界分布 /常盤 勝美
– – 3-2-1 海流系と海洋生態系 /渡邊 朝生
– – 3-2-2 近年におけるレジームシフトの実態 /渡邊 朝生
– – [Column 30] エルニーニョと豆腐と魚粉 /渡邊 朝生
– 3-3 気候と文明・衣食住・文化 /常盤 勝美
– – 3-3-1 気候と文明 /山下 脩二
– – 3-3-3 気候と衣類 /田村 照子
– – 3-3-3 気候と食文化 /横山 智
– – [Column 31] 気候学的にみたワイン文化 /田上 善夫
– – 3-3-4 気候と住居 /岡 秀一
– – 3-3-5 気候と音楽 (季節サイクルと季節感を接点に) /加藤 内蔵進、加藤 晴子
– – 3-3-6 気候と絵画 /山川 修治
– – 3-3-7 気候と文学 /田宮 兵衛
– – 3-3-8 グローブプログラム /山下 脩二、澤田 康徳
– – [Column 32] お国柄がよく表れた天気予報 /駒形 陽子
– 3-4 再生可能エネルギーの世界分布 /山口 隆子
– – 3-4-1 太陽エネルギー資源の発展 /宇野 史睦
– – [Column 33] 日射量の利活用の可能性 /宇野 史睦
– – 3-4-2 風力エネルギー資源の発展 /西村 勝利、桃谷 辰也
– – [Column 34] 風力発電の利用 /加藤 央之
– – 3-4-3 地熱エネルギー資源の利用 /小森 次郎
– – 3-4-4 その他のエネルギーの創造 /井手迫 義和
第4編 過去に遡ってみる気候
– 4-1 新生代第四紀 /遠藤 邦彦
– – 4-1-1 第四紀の気候環境変遷 /遠藤 邦彦
– – 4-1-2 第四紀における海水準変動 /奥野 淳一
– – 4-1-3 氷期・間氷期の世界における雪氷分布 /大村 纂
– – [Column35] 緑のサハラ /篠田 雅人
– – 4-1-4 植物珪酸体でさぐる世界の気候環境 /江口 誠一
– – 4-1-5 花粉分析でさぐる世界の気候変動/花粉分析による古気候復元 /清永 丈太
– – 4-1-6 完新世気候最温暖期の気候 /鬼頭 昭雄
– 4-2 小氷期における世界の気候環境とその要因 /山口 隆子
– – 4-2-1 小氷期の気候環境にみられる諸特性 /田上 善夫
– – 4-2-2 樹木年輪からさぐる気候環境 /中塚 武
– – 4-2-3 火山活動からみた小氷期 /山川 修治
– – 4-2-4 太陽活動からみた小氷期 /柴田 清孝
– 4-3 現代における大気環境 /山口 隆子
– – 4-3-1 地球温暖化 /釜江 陽一
– – [Topic 24] 温室効果ガス (CO2, CH4, O3) の分布特性 /中島 英彰
– – 4-3-2 世界の都市気候 /日下 博幸、原 政之
– – [Column 36] 世界の都市緑化 /山口 隆子
– – 4-3-3 酸性雨・酸性霧 /中村 圭三
– – 4-3-4 スモッグ・ PM 2.5 /中村 圭三
– – [Column 37] 核の冬 /中村 圭三
– – 4-3-5 砂漠化 /甲斐 憲治
– – [Column 38] 半乾燥地の緑化 /根本 正之
– – 4-3-6 重大疾病の発生域 /加賀美 雅弘
– – [Column 39] 熱中症の発生域 /井手迫 義和
付録
– [付録 1] 世界各国のクリマダイアグラムと地勢・気候特性・気候気象災害 (自然環境、乾季・雨季、降水要因などの解説) /平井 史生、山川 修治、高橋 日出男、江口 卓、山下 脩二、松本 淳
– [付録 2] 世界と日本の気候値極値表 /沖 大幹
– [付録 3] 世界気候研究のために有効なデータセットと解析法の一覧表 /松山 洋
– [付録 4] 気候学の発展に寄与した世界の研究者とその代表的な研究成果 /山下 脩二、松本 淳
あとがき /山川 修治
索引
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