個人Wikiに置いていた2009-2010年の文書

surfacetemperatures.org の資料

(2010年7月(部分的に9月)現在の情報です。)

http://www.surfacetemperatures.orgは、イギリス気象庁(Met Office)からWMO (世界気象機関)への提案によって始められようとしている、世界の地上気温のデータセットを作る国際共同事業のウェブサイトである。

まず「白書」(whitepapers)と呼ばれる文書が準備されている。事業の特徴・方針を述べたもので、WMOで推進するかどうか意思決定するための材料となるらしい。

2010年9月7日から9日に専門家を集めた会議が開かれた。

その前の段階として、7月下旬に原案が作られ、http://www.surfacetemperatures.org/whitepapersのページに置かれた。その構成は次のようになっている。番号が続いていないがそのままにしておく。また、ブログの形で、各章末の提言(recommendation)の部分と本文PDFファイルへのリンクが置かれ、9月2日(8月23日から延長)を期限としてコメントが求められた。

ここでは、読者への参考とわたし自身の勉強のために、一部の章についてブログにも書かれた各章末の提言の部分を日本語訳してみた。さらに日本語訳を追加するかどうかは未定である。本体の議論を確認したいかたは、わたしの訳をあてにせず、英語原文を見て判断していただきたい。

9月7--9日の会議について、9月18日現在、まだまとめの報告はないが、それぞれの口頭報告のプレゼンテーションファイルをPDF形式にしたものは13--18日の間にhttp://www.surfacetemperatures.org/exeterworkshop2010に置かれた。(番号の3-6, 8-11, 13-16は白書の原案の章に対応し、1, 2, 7, 12, 17はその他の報告のようだ。ポスター報告は置かれていないようだ。) 会議のまとめのセッションの要約(暫定版)もある(PDF文書)。また、参加者のうちカナダの計算機工学者Steve Easterbrookさんのブログ記事(9月17日づけ)がhttp://www.easterbrook.ca/steve/?p=1913にある。

このページのここから下は会議の前(8月)に編集したままの内容である。

白書の原案の構成

【節の表題からのリンク先は提言部分の増田による日本語訳。 「ブログ記事」「PDF文書」「補足PDF文書」のリンク先はsurfacetemperatures.orgのサイトにある英語の文書。】

白書の原案の著者

各章ごとに著者が書かれている。複数の章を担当している人もいるので、世話役のThorneとStott以外はアルファベット順にならべかえたリストを作ってみた。名前のあとに所属、担当している章の番号を入れた。*印は各章の筆頭著者(まとめ役かどうかは未確認)。所属の情報が得られなかった場合もある。


Wikiページ作成 2010-07-31, 最新更新2010-09-17
HTMLページ作成 2015-10-14
増田 耕一 (MASUDA Kooiti)

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