地図をかく (4) 気象観測地点を表示する

気象庁の観測地点表 (「気象官署等」)

気象庁の気象官署等 (気象台、測候所、特別地域気象観測所など) の 地点名、緯度、経度などの一覧表を CSV ファイルで用意した。

• jma_stations.csv (文字コード ASCII)
• [注] これは気象庁ウェブサイトの 「各種データ・資料 > 過去の気象データ検索 > 利用される方へ > 観測概要と観測所一覧」 のページにある「地上気象観測 地点情報履歴ファイル」smaster.index.zip を 2022年 7月にダウンロードして そこにふくまれた情報を増田が編集したものである。

各列はつぎのとおり。

また、第6列 (G列) に、地点名 (漢字) を追加したつぎのファイルも用意した。

• jma_stations_ja_sjis.csv (文字コード Shift_JIS)

地名についての注意

• ローマ字つづりは、ヘボン式、長音記号なし (長音短音の区別なし)、「ン」はつねに「n」とした。 地名の頭文字だけ大文字、他は小文字とした。 [日本語のローマ字表記について]のページ参照。
• 気象庁のダウンロードサイトの地点名表記で 「つくば (館野)」と「奥日光 (日光)」となっている地点は、 ローマ字では「Tateno」「Nikko」、漢字では「つくば」「奥日光」としてある。

気象官署等を地図上に表示する

• 64a_gkanto_jmasn.py (文字コード UTF-8)
• つかいかた
  • 地図の緯度経度範囲を、lonmin, lonmax, latmin, latmax であたえる。 現状は前回の「gkanto」と同じにしてあるが、日本全国の範囲で変更可能。
  • 表の列を jvar で選択する。 0:国際地点番号、1:地点名 (ローマ字)、2:緯度、3:経度、4:高さ。
  • 記号と文字の色は、気象台のばあい赤、その他は青にしてあるが、 その指定のしかたがわかれば変更可能である。
  • 画像ファイルに保存したいときは、 プログラムのはじめのほうにある「savefig = False」を 「savefig = True」に変える。 また、ex7 の下にディレクトリ image をつくっておく。

地形の標高をかさねる。その部分は [地図をかく (3)]の 63a_gkanto_topo.py と同じ。contourf で alpha=0.5 を指定して色を半透明にしたが、 地点表示の色とのかねあいはなお改良が必要である。 64c は地図の範囲をいくらかせまくした kanto とよぶ領域にしたものである。

• 64b_gkanto_jmastn_topo.py (文字コード UTF-8)
• 64c_kanto_jmastn_topo.py (文字コード UTF-8)

アメダスの地点表

• amedas_stations.csv (文字コード ASCII)
• [注] これは気象庁ウェブサイトの 「知識・解説 > 気象衛星・気象観測 > 地域気象観測システム（アメダス）」 のページにある「地域気象観測所一覧 [ZIP圧縮形式]」ame_master.zip を 2023年 (おそらく3月23日) にダウンロードして そこにふくまれた情報を増田が編集したものである。

各列はつぎのとおり。 「4要素」とは、雨量、風、気温、日照時間だったが、 2021年から、湿度の観測がくわわり、かわりに日照時間がとりやめられている地点がある。 (観測をやめた地点の日照時間は衛星観測からの推定値で代用されることがある。)

このファイルは日本語の漢字・かなをふくむ列をとりのぞいた。 その列もふくむファイルはつぎのものである。

• amedas_stations_ja_sjis.csv (文字コード Shift_JIS)

アメダスの地点を地図上に表示する

• 65b_kanto_amedasstn.py (文字コード UTF-8)
• 緯度経度範囲は 64c とおなじ kanto にした。
• さらに、plt.text で指定する fontsize をちいさめにしたが、 それでも文字どうしがかさなってしまうところがある。自動処理ではさけられないだろう。
• 文字の色は、ひとまず、地点表の typeの列が 1 (雨量計だけの地点) のばあい 赤、その他を青にしてある。
• 表の列を jvar で選択する。 0:アメダス地点番号、1:地点名 (ローマ字)、2:緯度、3:経度、4:高さ。

地形の標高をかさねる。

• 65b_kanto_amedasstn_topo.py (文字コード UTF-8)