(実際に見られるかどうかはたしかではないが) 関東地方で 8月に観測実習をして 期待される現象のひとつは、海陸風である。
わたしは関東地方の海陸風について専門的な文献を追いかけていないが、 わたしの知るかぎりで、有用な文献として、つぎの本の 6.1～6.2節があげられる。
藤部先生の2000年代の研究の主題はこの本の題名で代表されるものだが、 1980年代の博士論文の主題は関東地方の海陸風だった。
この本は大学の図書館にあるが、だれかが借りているとほかの人がつかえないので、 6章全体 (章末の注も見てほしいので) および 参考文献リストを、[このページ]にアクセス制限つきで置いておく。
なお、藤部先生にはつぎの著書もある。 気象観測データを統計学の方法にのせるまでに注意すべきことが書いてある。 気象の学生みんなにすすめたい。