地図投影の例

National Center for Atmospheric Research (USA)の NCAR Graphicsプログラムライブラリの テスト用の例文 tezmap をもとに、増田が変更したものの実行結果。

図法名 (英語) 分類 方位 等角 正距 正積 光源の位置 その他の特徴
平射(ステレオ) stereographic 方位 - - 反対側の極
正射 orthographic 方位 - - - 無限遠 遠くから見た地球のイメージ
ランベルト等積方位 Lambert equal-area 方位 - - -
心射 gnomonic 方位 - - - 地球の中心 大円が直線となる
正距方位 azimuthal equidistant 方位 - 極から - - 緯度・経度が(r,θ)座標
正距円筒 cylindrical equidistant 円筒 - - 経線, 赤道 - - 経度・緯度が(x,y)座標
メルカトル図法 Mercator 円筒 - - - - 等角航路が直線
モルワイデ図法 Mollweide 擬円筒 - - - - 経線は楕円
ランベルト等角円錐図法 Lambert conformal conic 円錐 - - - -

Tissotの指示楕円(indicatrix)

投影のゆがみの表現。 球面上の無限小の円は地図上では楕円となる。その長短軸の方向と、縮尺比を示す。 (NCARのプログラムを使った例では、無限小ではなく、緯度1°または2°の半径の円を示す。)

作図に使ったプログラム

次の2種類がある。ここに示す画像ファイルは(1)のほうで作った。

  1. NCAR Graphics (GKS上のVer. 3)のezmapを使ったもの(Fortran)
  2. NCAR Graphics (1985年現在のpublic domain版)のezmapの ソースプログラムを改造し、GKSだけがあれば動作するようにしたもの (Fortran。xgksライブラリを使って動く)


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2000-05-21; 2000-08-15, 2001-04-20
増田 耕一