GAME再解析

GAMEプロジェクトの一環として、 「GAME再解析」というデータ同化 [参照: データ同化の説明]が、 日本の気象庁気象研究所で 1998年4月から10月までについて行なわれた。 2回行なわれ、version 1.1と1.5という名前がついている。 いずれも、6時間ごとに間欠的に観測値と6時間予報値を使って 「最適内挿法」による空間内挿を行なっている。

山崎ほか(2002), 谷田貝ほか(2002)の解説は version 1.1が完成した段階のもので、 「3次元変分法」によるversion 2が予告されているが、 実際には改訂版はversion 1.1と同じ「最適内挿法」を使ったので 名前はversion 1.5と変更された。

GAME再解析プロジェクトは終了し、そのチームは 気象庁と電力中央研究所による長期再解析「JRA25」 (http://jra.kishou.go.jp/参照)の一部に移行した。 JRA25では3次元変分法が使われた。

参考文献


2003-06-05, ..., (最新更新) 2006-12-16
増田 耕一
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