地球環境観測-期末レポート課題

次の課題3、課題4の両方に答えてください。 ただし、期末試験相当の労力でできるものを想定しています。

課題3

実習9 (ゾンデなどの観測データを利用) または実習10 (再解析データを利用、1月12日授業後追加した)の 教材を使って、 ある空間の「箱」、ある期間を設定し、 その水収支、あるいは水収支式に現われる複数の変数の関係について定量的に論じなさい。たとえば次のような内容が考えられる。

• ある期間について水収支の全部の項を求める。
• 対象期間の前半(5月後半)と後半(6月後半)について それぞれ水収支に関する複数の変数を求め、両時期の違いについて考える。
• 対象期間の最初の数日間(この年のこの地域の雨季の開始の時期)について、 6時間ごとの各時刻の水蒸気収束量と、毎日の降水量を、 同じ時間軸にならべてみて、対応関係があるか考える。

課題4

自然環境(大気、水など)にかかわる課題をひとつとりあげ、 その課題に対する観測および観測データの役割を論じなさい。 いわゆる環境問題には限らず、災害、資源、農林水産業、その他の産業、文化などに関するものでもよい。 また純粋科学的な課題でもよい。 できれば、外国の問題をとりあげ、 その日本に住む者にとっての意義を(短く)含めて論じてほしい。 また、現在利用可能なデータと、今後望まれる観測や 観測データ利用態勢について論じてほしい。

形式など

分量

課題3、課題4それぞれ、本文、図をあわせてA4判2ページ程度。 (両課題のレポートが区別できるようにしてください。)

提出方法

次のいずれか。

• 学部事務室に紙で提出。 しめきり当日だけ、午後4時半ごろまでになる見こみ。
• e-mail [e-mailの場合の注意]

期限

2月2日(木)

その他の注意

第1回と同様。